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ファイヤーマスターになろう!

~ガスバーナーを完全攻略せよ~

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 今日は加熱器具の操作方法について正しく安全に教えていきたいと思います。最近は別にチャッカマンでいいかなと思うのですが、あえてマッチに挑戦をしてみます。これも年々変化していきますが、最近の生徒さんのマッチを使える割合が減っています。「怖い」とか「昔失敗したから」とか挙句の果てには「めんどくさい」という声も聞こえてきます。私は何が何でも覚えなければいけないとは思っていませんが、自分のできることが増えていく事に喜びを感じるタイプなので、生徒達も学校に来て授業を受けることで、自分の能力を向上させることをして欲しいと思います。

 

 これから先、ガスバーナーを使った実験を数多くやっていきますが、今、ここで着火する技術を身に付けないとおそらく中学校3年間1度も自分でやらなくなると思います。全部人任せ、そして実験の結果を写すだけの受動的な学びになってしまいます。グループ内でレクチャーをしたり、パフォーマンステストをしたりしながら全員が出来るように少し時間を取りましょう。

 

 中盤以降はガスバーナーの説明になります。ガスの元栓、ガスバーナーの分解と組み立て、その構造と名前、操作の方法、詳しくプリントに書いておきましたが、実物を見ながら知識の確認を行っていきましょう。ガスバーナーに点火する作業は教員主導で一斉に指示を出していきます。実験道具の取り扱いに慣れないこの時期に生徒に任せてしまうと危険なことも起こります。特にガス漏れが1番危険なので、きちんと机間巡視をしながら一つ一つの作業の確認をしていきましょう。今、自分がやった操作にはどういう意味があるのか?次何をやったらいいのか?少し意識してやるだけで技術習得の効率が格段に上がります。

 

 また、グループ内できちんと目を配ってお互いに押し合うことで安全のチェックも行うことができますので、ぜひ共同的な学びを大切にして指導していきましょう。なお、ガスバーナーについてもパフォーマンステストを行うことを伝えておいてください。

The Science & 

Mathematics University

science navigator Tomoaki Orikasa

 

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