ニョキニョキ花粉管

~インパチェンスの花粉管の伸長の観察~

 この授業の第一関門はどの植物の花粉を使えばよいかということです。私が調べた中では園芸屋さんで売っている「インパチェンス(アフリカホウセンカ)」で行うのが最も安くて簡単だということで、ここ何年か連続で使用しています。ただ、年々成功率が落ちているので検索すると出てくる「ブライダルベール」でやってみようと思います。

 私は昔この実験をやっていなかったのですが、Narikaが主催する小森栄治先生の観察実験講座に参加したときに教えていただいたものです。先生はホームセンターかどこかで買ってきたインパチェンスを使って花を1つむしり、スライドガラスにめしべをちょっと擦りつけて花粉を採取。その上に約10%のショ糖水溶液(結構適当)を一滴たらし、数分放置した後にカバーガラスをかけて観察をしました。米俵型の花粉の角からにょきにょきと花粉管が伸びていく様子を見たときに、あまりの手際の良さと花粉管の伸長の様子のダイナミックさにとても感動したことを今でも覚えています。本当に簡単な方法で観察ができたので自分の持ちネタにしていたのですが最近どうも調子が悪いです。この花粉管の身長に関する夏休みの自由研究などもいっぱいあるのでそれも参考にしながら予備実験を行ってください。もっと詳しく観察実験を行っている先生方もたくさんおられます。花粉管中を移動する声最後の星細胞の観察などをやっているようです。ここまでくると高校の範囲だと思います。

実験の操作自体は単純ですぐに終わるものだと思います。時間に比較的余裕があると思われますのでぜひ前回の細胞分裂の授業のおさらいをしながらやってもいいのかなと思います。

下に他の先生が行った実践事例のリンクを貼っておきます。

http://www.ricen.hokkaido-c.ed.jp/?action=cabinet_action_main_download&block_id=1623&room_id=1&cabinet_id=12&file_id=460&upload_id=1327

DNAの抽出 花粉管の観察.jpg
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