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雨を降らせてみよう!

~水蒸気が上空で冷やされると?~

 私の友人がやっていた実験をアレンジして作りました。水蒸気が湯気に変わっていく瞬間をじっくりと観察する実験です。自分で言うのも何ですがこれが結構面白いのです。少し前にやったラップの中で雲や霧の状態を作り出す実験と原理は変わらないのですが、やっぱり見せ方ですか?それともある程度しくみを教え込んでからもう一度観察することでまた違った発見があるから楽しいのかな?と思います。

 必要な道具は100円均一で購入したLEDライトと保温用の紙コップ、台所用洗剤とストローであっさりと準備完了です。1年生の光の授業でもLEDライトを使いましたが、やっぱり一人一本(40本)あるといいですよね。1人1実験でやった方が観察にも注目できますので、うまく予算を獲得してチャレンジしてください。

 

 実験の内容については「とにかく水滴をよく見てもらう」ことでいろいろなことを学べるようです。お湯に近いところでは上昇気流が発生しているとか、ある程度上に上がったら下に降りてくるとか、粒が少しずつ合体しているとか、色々な気づきがあるようです。

 

 また、凝結核についても少しお話ができます。我々の呼気でやる場合には結構水滴が見えるのですが、理科室にある気体のスプレー缶でシャボン玉を作ると、水滴がほとんど見えません。自分の予想ではスプレーには凝結核になるような不純物が入っていないのだと思います。南極や北極などの空気の綺麗な所では息が白くならないという映像「南極物語」を見たことがありますので、きっとそういう理由なのかもしれませんね。もし時間が早く終わるようであれば次の実験もやってみていいと思います。次のページに飛んでください。

雨と雪をふらせてみよう-1.jpg

The Science & 

Mathematics University

science navigator Tomoaki Orikasa

 

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