中学理科の授業

　環境問題について調べようということで今回の授業はパソコン室で調べ学習の形式かなと思います。一昔前であれば図書室でそれ関連の本を調べてまとめたりしていたのですが、もっと効率的かつ能動的に生徒の学びを進めるためにはインターネットを活用するのが当たり前の流れかと思います。

 

　授業の流れとしては基本的な言葉や内容については教科書に掲載された内容をそのまま確認する形でいいと思います。昔ながらの生徒による教科書の音読でも充分伝わるのではないかと思います。受け身の部分はできるだけ短くしてそれ以降の環境問題については自分たちで情報を獲得していく流れを作っていきたいものです。白紙のまっさらなプリントを生徒に渡して自由記述の形を取っても良いでしょう。生徒一人ひとりによっても関心が異なるので様々な諸問題を調べてきてくれます。教員側である程度２つ、３つは押さえておくべき事項を伝え、それ以外のことについてはフリーにしましょう。

 

　しかしながら気をつけるべき事はメディアリテラシーの育成です。環境問題系のサイトには様々な情報が掲載されていますが、その全てが正しいと言うわけではないと思います。得られた情報を全て鵜呑みにせず、必要な情報を選び取る力がこの授業で獲得できるといいなと思います。時間に余裕があれば自宅にて調べてもらうことも課題としてはアリかと思います。なんとなく聞いている言葉でも自分で調べることでその内容も理解し定着することが望まれますので、ぜひ時間を作って欲しいと思います。