光合成に必要なものって?
~対照実験をマスターせよ~
(新学習指導要領の改定で2年生に移動)

 前回の実験で光合成が葉緑体で行われていたことを確認しましたが、もう一つ、二酸化炭素が必要であることを調べる確認実験です。最初の実験は反応時間が20分以上欲しいので授業開始とともに実験操作の説明と実習に移りましょう。なお結果が明瞭にうまくいくためにはある程度の光量が必要です。昔よく使われていたOHP投影装置が学校にあればそれを使うと効果的でした。既に廃棄処分されている学校については顕微鏡用の照明装置とかプロジェクターで照らし、光が漏れないように周囲をぐるっとアルミホイルで囲むとずいぶんうまくいっているようです。

 

 そろそろ光合成のまとめに入ります。前の日からの仕込みが必要だと思います。前時のまとめのところで生徒が見ている中で仕込みをしておくと効果的です。校庭でも近所でもどこでもかまいませんが、適当な雑草を引き抜いて袋に入れておきましょう。それすらも面倒な場合には、スーパーで葉物野菜(ほうれん草でも小松菜でもミックスハーブでもOK)を買ってきておくといいと思います。段ボール等で囲んで暗いところに1日置いておくと光合成よりも呼吸の割合が多く行われている状態を作り出すことができます。とても簡単な準備の実験ですのでぜひやってみてください。教員側の準備だけではなく、生徒に実際に持ってきてもらう方法もありかと思います。ビニール袋だけ渡しておいて学校の雑草を引き抜き、カバンの中もしくは暗くなる机の中とかに入れておいて、次の理科の時間に持参と言う形でも充分できるかと思います。生徒自身が自分事の実験として取り組めるよう工夫をすると面白いかなと思います。

光合成と呼吸.jpg