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作用・反作用
今回も荷物用台車の出番です。普段なかなか意識しない作用と反作用の体験活動をたくさん取り入れた授業にしていきたいと思います。
最初の①の問いは当たり前のことではありますが、誰しも納得するわかりやすい例だと思います。ノートやプリントに文字を書くことができるのも作用と反作用の影響です。② ③と進むに従って字が薄くなってしまいます。②の時にシャーペンで紙に穴が開いて手に怪我をしないように気をつけさせてください。③になるともはや意味なし…
台車を使った実験ではスケートボードでも構いません。ただ、結構危険を伴いますので、持ち手のある台車の方が望ましいのではないかと思います。転び方が悪いと大怪我につながりますので、生徒にやらせず、あくまでも自分で身を切る覚悟が必要かもしれません。労災は出ないと思いますが…信頼のおける生徒さんと一緒に実験をすると場も和みますので理科係さん中心に良い関係を築いておいた上で授業に臨みたいと思います。
今回も他力本願的な形で行きます。作用・反作用や摩擦の問題はどうしても重力が邪魔になってしまいますので、宇宙空間での実験を見せることでよりスムーズに理解が進むと思います。幸いなことにJAXAがYouTubeに素敵な教材を掲載してくれていますので、これを見ながら作用・反作用についてじっくり考えて欲しいなと思います。
前半の説明部分は少し苦しいところもあるかもしれませんが、後半のいくつかの質問コーナーについては、問題の後いったんストップして全員に考えさせる、意見を聞く、体験させる、解説を聞くの流れを作っていくとどんどん理解が進みます。宇宙空間で起こり得る作用・反作用のダイナミックな現象がとても面白いのでぜひ見せて欲しいと思います。あえて綱引き用のロープまではいらないと思います。ハンカチ等でも代用できますので、実験方法に工夫をしながら体験してください。授業後の休み時間は男子生徒がマネをしています。結構おもしろいです。