菌類のはたらきと生活

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「きたない」「キモイ」「ばっちい」などの菌に対するイメージはマイナスなものが多く、そのマイナスなイメージを払拭しない限りは知識の定着が難しいのではないかと考えました。菌類・細菌類といえばどうしても病原体のことを考えてしまいますが、我々人類はそれらの菌と共生することで生活を豊かにしているということを意識させたいものです。

とりあえず中学生にとっては身近な食べ物が身近な存在であることを意識をさせやすいものだと考え、スーパーで売っているような様々な食品に使われている菌類や細菌類を見せることにしました。

納豆・醤油・チーズ・漬物・お酒や漬物に至るまで様々なところで菌の作り出すものをわれわれは享受しています。もちろん人間たちにとって有害な段階である腐敗まで行くと問題がありますが、うまく付き合う(共生)と言う点も教えていいと思います。菌といってもカビのような糸のような形をしているものや酵母菌のようにつぶつぶのものもあります。いずれにしても基本的には目で見える世界ではありませんのでルーペもしくは顕微鏡などを使って観察を行います。ただ菌が見えたとしても正直そんなに感動はありません。糸くずだったり、丸い粒だったりするだけですので…あしからず…

 私の場合は補助教材として「風の谷のナウシカ」の腐海のシーンや「もやしもん」という菌との共生のアニメのダイジェスト版を見せて菌に対するイメージを膨らませてから授業をやるようにしています。最近だとインターネット環境が豊かなので検索すればいくらでも出てくると思います。汚い・キモイなどのマイナスの状態から私たちの生活の役に立っていると脳内変換してくれると嬉しいです。

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 実験実習の費用のこともありますので菌類の購入はスーパーなどで買えるもので止めたほうがいいと思います。あまり高価なものは買う必要はないと思います。実際に体験することが記憶に定着しやすいと私は思っていますので、色や形だけではなくその匂いなども体験できる授業にしていきたいと思っています。ちなみに昨年度渋谷ヒカリエで行われた「「Fermentation Tourism Nippon〜発酵から再発見する日本の旅〜」の展覧会などに行ったときにいろいろな情報が得られました。それ以降、菌の魅力にどっぷりとハマってしまって名古屋の岡崎の八丁味噌工場に行ったり、日本酒の醸造所などに行き、専門家のとても面白いお話を聞いたりして知識が深まりました。身近なところで行われている科学的な展示会などはたくさん開催されていますので、学校内だけにとどまらず様々な場面で知識を得てきて欲しいなと思います。次の時間にも関わってきますが、授業で見せた様々な食品の例を写真にアップしておきますのでぜひご覧ください。