コケ植物・藻類にも注目しよう!

~スーパーやホームセンターで発見~

 カテゴリー分けすると藻類は植物とは切り離して考えることになっているようですが、あえて植物の授業の最後にコケ類と一緒にこれを持ってきています。植物の単元に入る前に水中プランクトンの顕微鏡観察をしたと思います。そこで見られた緑色の微生物のことを思い出しながら、地球の歴史を振り返りつつ教えることができれば効果的だと思っています。

 

 被子植物→裸子植物→シダ植物→コケ類→藻類と逆再生で教えるよりも、最初の生物の発生から進化の過程でだんだんと体が変化し複雑にそして機能的になっていったことを示すことができれば理想的だと思います。知れば知るほど魅力的な植物の世界、これらの映像教材を監修した様々な専門家の思いを感じたいものです。

 話を戻します。コケ類に関しては、とりあえず学校の隅々まで歩き回って日当たりの悪いじめじめした場所を探してみましょう。結構色々なとこに生息していますが、ゼニゴケ・スギゴケなどの正式な名前を同定するほど一生懸命探すほどのモチベーションがない自分がいます。ちょっと楽をしてお店で買ってみようと思ったこともあるのですが、ホームセンターや東急ハンズ等でスギゴケは発見しましたが、ゼニゴケは見つかりませんでした。きっとビジュアル的に売れないと判断されたのだと思います。ピートモスという形で植木の土がわりに使われているものもありますが、なんだか微妙です。ちなみに結構お値段がしますので、購入にはどうしても二の足を踏んでいます。何かいい情報があったら教えてください。修学旅行で京都に行ったとき(西芳寺とか銀閣寺)には注目するのですが…

 実験は非常に短時間でできる単純なものにしておきました。プリントに示しておきましたが、スーパーで買える素材として、ふえるワカメちゃんなどの乾燥したもので充分かと思います。最近はフリーズドライ技術が発達し、塩漬けよりも長期保存のできるものが非常に安価で売り出されています。緑色のワカメ、コンブだけではなく赤色の海藻(赤トサカ)まで入っています。形の違いなども観察のポイントかと思います。そのままスライドガラスにのせて顕微鏡で観察すると葉緑体の有無も確認できます。

また、体全体で水分を吸収すること(つまり維管束がなくても体全体で水分を吸収していること)が示せると思いますので、その点にも注目させて観察をさせてください。

 また時間があってこの授業を工夫する気力があれば是非「海藻おしば」を検索してみてください。海藻おしば関連の書籍や協力団体もありますので、アクセスしながら魅力的な教材を開発してほしいと思います。もし緑色微生物の顕微鏡観察ができていなければ、この時間にそれを行ってもいいと思います。

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