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無脊椎動物・節足動物の観察​③
~ザリガニの解剖~ 新学習指導要領では2年から1年に移行

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 甘エビの観察の授業を作って結構満足をしていたのですが、なんだかもう一歩踏み込みたいと思って新教材を探してみました。子供の頃から親しんでいる「ザリガニ」でやってみたらどうだろう?とふと考えつき、入手方法を検索。調べてみる昔のように川遊びで取れるような時代ではなくなっていますので、ネットで購入できないかと検索すると、なんとIKEAで夏に冷凍食品のザリガニが売られていることがわかりました。ヨーロッパでは食材として広く使われているようです。そういえば帝国ホテルでフランス料理の伝統的なレシピとしてザリガニのスープがあったことを思い出しました。それと横浜や西川口の中華食材コーナーでたまに売られています。一般的なお店ではなく、かなりコアな地元の人が使うようなお店です。豚とか牛の様々な内臓がブロックで冷凍されているような感じです。なんとなくイメージわきましたか?

 

話がそれてしまいました。予備実験をしてみるとザリガニは殻が硬いので、内部構造を見るのはかなり難易度が高いことがわかりました。しかし、甘エビよりも脚の形態がよりはっきりと特徴が分かれているので、その事柄に注目をして解剖する方向性にしてみました。からだのつくりはその役割に応じて、環境に適した形になっているはずですので、それぞれ異なる脚の形から、その脚はどのように使っているのか?ということを想像する授業にしたいと思いました。

 作業としては尾の方から脚を一本ずつ引き抜いて並べていくだけにしました。脚の形を観察しながらその用途を考えていくのです。ちなみにノーヒントだと先生でも大変なので、三択問題にしてみました。1本ずつ引き抜いた脚を見ながら、生きているときの生活の姿をいろいろ想像してくれると、きっとザリガニも報われるのではないでしょうか?

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ゆる~い説明ですみません。実践事例は調べれば出てきそうな気がします。大学とかの授業でありそうな感じです。何か資料がある方教えてください。

The Science & 

Mathematics University

science navigator Tomoaki Orikasa

 

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