「溶ける」を観察しよう!

~よ~く見てみると…~

 ここの授業は色々とやり方を変えています。今回のプリントには載せていませんが、水の入ったビーカーに氷砂糖をテグスか針金で結びつけて割り箸につないだものをつるし、氷砂糖が溶ける様子を観察することから授業を作ったこともあります。今回は少し急ぎ足で実験をするため省略をしましたが、溶ける=透明になる(透きとおる)ということをもう少しきちんと教えておく必要があるかもしれません。

 

 プリントの実験は「溶ける」限界があることと物質によってその量が異なることを確かめるものです。このほかに砂糖も入れて比べてみると結構面白いと思います。まずは飽和の概念(もうこれ以上溶けない)を獲得させましょう。

 

 2つ目の実験はオーソドックスなものになっていますが、必ず予備実験をしておいてください。温度による溶け方の違いを確認するものです。

条件を揃えた上で、その結果の違いを調べるものです。温度に気をつけながら試験管の中の様子に注目させて観察実験をさせてください。記録についても自分の言葉で書くと言うことを大切にしましょう。解けた、解けないだけでもありですが、何かもう一工夫欲しいなといつも思います。

水に溶けた物質を取り出そう!-1.jpg
水に溶けた物質を取り出そう!-2.jpg
しょっぱい.jpg

 水に入れて冷やすときには再結晶が起こりますので、こちらもよく注目をさせておくことをおすすめします。ちょっと目を離してしまって、気がついたら全部きれいに固まっているとなんだかもったいないですよね。ほかの薬品としては硝酸カリウムとか、硫酸銅とかでやることもできます。温度と溶ける量の関係について何かを掴むことができる1時間であることを願います。

 

 ちなみに後半の溶解度曲線については中学校1年生の

鬼門でもあります。視聴覚教材等を有効活用しながら、

温度とともに溶ける量が変わってくることを理解してほ

しいところです。もし時間があれば、NHK大科学実験

の「しょっぱいウェディング」を見せましょう。とても

わかりやすく、そして美しく実験が再現されています。