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火山の岩をよく見てみよう!
~火山岩と深成岩の特徴の観察~
ルーペや双眼顕微鏡があればオッケーです。火山岩と深成岩の違いを見る授業ですが、やはりこれも実物の力に任せたいと思います。ただ見ているだけではゴツゴツした石ころであることには変わりないのですが、「よく見てみること」で様々な発見が得られます。各グループに6種類の石を用意し、それぞれよく観察することからはじめたいと思います。
しばらく観察した後は視聴覚教材の出番です。火山岩と深成岩の違いについての説明だけではなく、きっと堆積岩や鉱物のお話も入っていると思います。全て見せてしまっても構わないと思います。これまでの知識の確認と新たな知識の獲得によって観察力が高まりますので、さらに観察をさせて気づきを記述させましょう。
再結晶の条件の違いによって等粒状組織と斑状組織の違いを再現する実験がありますが、私はエリスリトールを使っています。ミョウバンやハイポ(チオ硫酸ナトリウム)だとちょっと時間がかかるのです…ほかの先生も動画をあげていますのでこちらをご覧ください。
![火山の形と特徴-1.jpg](https://static.wixstatic.com/media/cf8aee_4d0bf988c5384d84b2175a6aef3be624~mv2.jpg/v1/fill/w_49,h_70,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/%E7%81%AB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%BD%A2%E3%81%A8%E7%89%B9%E5%BE%B4-1.jpg)
![冷え固まるマグマ-1.jpg](https://static.wixstatic.com/media/cf8aee_8f547d6d8c0943e4b5ba544ba7ac65e2~mv2.jpg/v1/fill/w_49,h_70,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/%E5%86%B7%E3%81%88%E5%9B%BA%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%9E-1.jpg)
学校に標本があまりない場合には、近くの墓石屋さんに相談をしてみるといいと思います。ダメもとでチャレンジしてみてください。深成岩が主になりますが、お墓の作成の際に出てきた石の破片などをもらえるとラッキーだと思います。さらに贅沢を言えば、研磨した面がある石をゲットすることができればもう最高です。鉱物顕微鏡のための薄いプレパラートを作る必要もなくなります。深成岩に限らず火山岩でも変成岩でもいいんです。石がきれいだと感じることができる仕掛けを作っておきましょう。
ちなみにこれまで学習してきた岩石について、種類分けテストを行う予定です。実験等のやり方は後ほど示しますが、これからの授業も岩石標本とともに勉強ができればいいなと思います。
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